前回読んでいただいて、
英文パターンに挑戦してみたいという方に向けて、
noteに公開している
「エンチャントショール」の編みレシピ(パターン①)を使い、
初心者〜中級者向けに
英語フレーズの練習にもなるよう
ご紹介します。
これから英文パターンを学んでいきたい方は
ぜひ活用してみてください。

「This patternLet’s learn how to make an Enchant Shawl」
このパターンでエンチャントショールを作る方法を学びましょう。
「You can adjust the size and feel depending on your yarn and needle size」
糸や針の号数によってサイズや使用感を調整できます。
略語の意味
CO(Cast on) 作り目
Row○ ○段目
st/sts(stitch/stitches) 目/目(複数)
k(knit) 表編み
p(purl) 裏編み
st(slip) 目を編まずに右針へ移す
wyif(with yarn in front) 糸を手前にして
※「sl1 wyif」=糸を手前にしたまま1目滑らせる(編まずに右針に移す)
p2tog(purl 2 together) 裏2目一度(左上裏2目一度)
yo(yarn over) かけ目
rep(repeat) 繰り返し
Bo(Bind off) 伏せ止め
作り目
「Cast on 3 + (18 × □) + 3 stitches」
□にはお好きな数字を入れます。
【例】
「Cast on 3 + (18 × 6) + 3 = 114 stitches for Pattern 1 using size 4 needles.」
計算式の□に6を入れて、4号針で114目作り目をします。
編み方
【Row1 k to last st,sl1 wyif.】
1段目 最後の1目まで表編み、糸を手前にして1目を滑らせる。
【Row2 k3,p to last 3 sts,k2,sl1 wyif】
2段目 表3目、最後の3目まで裏編み、表2目、糸を手前にして1目を滑らせる。
【Row3 k to last st,sl1 wyif】
3段目 最後の1目まで表編み、糸を手前にして1目を滑らせる。
【Row4 k3,p to last 3 sts,k2,sl1 wyif】
4段目 表3目、最後の3目まで裏編み、表2目、糸を手前にして1目を滑らせる。
【Row5 k3,[p2tog×3,(yo,k)×6,p2tog×3]×6,k2,sl1 wyif】
5段目 表3目、[左上裏2目一度を3回、(かけ目、表目)×6回、左上裏2目一度を3回]を6回繰り返す。表2目、糸を手前にして1目を滑らせる。
(6は作り目の□と同じ数)
【Row6 k3,p to last3 sts,k2,sl1 wyif】
6段目 表3目、最後の3目まで裏編み、表2目、糸を手前にして1目滑らせる。
【Row7 k to last st,sl1 wyif】
7段目 最後の1目まで表編み、糸を手前にして1目を滑らせる。
【Row8 k3,p to last 3 sts,k2,sl1 wyif】
8段目 表3目、最後の3目まで裏編み、表2目、糸を手前にして1目滑らせる。
【Row9 k to last st,sl1 wyif】
9段目 最後の1目まで表編み、糸を手前にして1目を滑らせる。
【Row10 k3,p to last 3 sts,k2,sl1 wyif】
10段目 表3目、最後の3目まで裏編み、表2目、糸を手前にして1目滑らせる。
【1~10 rep】
1段目から10段目を繰り返す
【When the shawl reaches your desired length, BO all stitches】
ショールが好みの長さになったら、すべての目を伏せ止めする。

まとめ
今回は「エンチャントショール」を使って、
英文パターンの読み方と
英文パターンの解読方法をご紹介しました。
英語に少し自信がない方でも、
実際に編みながら楽しく学べる内容になっています。
英文パターンが解るようになってくると、
編み物がさらに楽しくなってきますよ。