靴下を編みたい時に、
?ってなることたくさんありませんか?
編み物初心者さん向けに、
靴下編みの基本をわかりやすくまとめました。
「トップダウンって?」
「トゥアップって?」
「ジャーマンショートロウって何?」
「マジックキャストオンって難しそう…」
そんな疑問を解決していきます。
靴下の2つの編み方スタイル トップダウンとトゥアップ
トップダウン(Top Down)とは?
履き口 → つま先に向かって編む方法。
よく使われる伝統的なスタイル。
特徴
初心者にやさしいパターンが多い。
しっかりと安定したかかとが作れる。
最後につま先のとじが必要。
トゥアップ(Toe Up)とは?
つま先 → 履き口に向かって編む方法。
糸がどれだけ残っているか確認しながら編める。
特徴
途中で履いてサイズ調整できる。
最後の伏せ止めで「緩すぎ」「きつすぎ」に注意。
最初の作り目に
「マジックキャストオン」などのテクニックが必要。
トップダウンの「かかとの形が安定」ってどういうこと?
トップダウンでよく使われるのは、
「フラップ&ガセットヒール」という編み方。
かかとが立体的に、足にフィットする形で編める。
ガセットヒールの構造
1. かかとフラップ(長方形の部分)を編む。
2. ヒールターン(カーブさせる部分)を編む。
3. ガセット(三角の調整部分)を編む。
しっかりフィットして、脱げにくくズレにくい。
ジャーマンショートロウってなに?
「German Short Row(ジャーマンショートロウ)」は、
引き返し編みの一種です。
主にトゥアップ靴下のかかとに使われます。
編み方
1. 目を1目すべらせる(表編みなら糸を手前にしてSlip)。
2. 糸を針の上に引っ張り上げる(ダブルステッチになる)。
3. 裏返して次の段へ。
4. 戻ってくるときにその「ダブルステッチ」を1目として編む。
メリット
穴があきにくく、見た目がきれい。
自然なカーブが作れる。
トップダウンのかかとにも応用可能。
マジックキャストオンってなに?
「Judy’s Magic Cast-On(マジックキャストオン)」は、
トゥアップ靴下のつま先に使われる
作り目の方法です。
両方の針に目を作るので、袋のようなつま先ができる。
編み方のざっくり手順
1. 2本の針を平行に持ち、糸を親指と人差し指にかける
2. 親指の糸 → 下の針に作り目
3. 人差し指の糸 → 上の針に作り目
→ 交互に繰り返して作り目完了!
4. 片側の針から編み始める
⬇️参考動画⬇️

最初は混乱しやすいけど、慣れると超便利。
とにかく仕上がりがきれいなので、
見た目重視の人におすすめ。
まとめ
トップダウン
履き口から編む方法(初心者向き)


トゥアップ
つま先から編む方法(糸を無駄なく使える)


ジャーマンショートロウ
かかとを滑らかに仕上げる引き返し編み。

マジックキャストオン
つま先をきれいに始める作り目。

どのスタイルも魅力的で、
慣れれば自分好みにカスタマイズできますよ。
初めてさんも、経験者さんも、
靴下編み、ぜひ楽しんでください。
