道具と毛糸の準備が整ったら、
いよいよ編み始めます。
ニット帽作りは、
最初の作り目がとても大切。
ここがスムーズにできると、
その後の編み進めもラクになります。
作り目と1段目の編み方
ニット帽は輪にして編むことが多いため、
作り目は目をねじらないようにすることがポイントです。
作り目の手順
○必要な目数を作る。(4の倍数)
作り目の計算方法は、
第1回の記事をご覧ください。⬇️

○作った目を輪針に均等に並べる。
○目がねじれていないか確認してから、編み始める。
1段目は2目ゴム編み(表編み2目裏編み2目の繰り返し)
で編んでいきます。
定番の編み地をマスターしよう
帽子作りに使いやすい編み地は次の3つ。
ゴム編み(1目ゴム編み/2目ゴム編み)
伸縮性があり、かぶり口に最適。
メリヤス編み
表側がすっきりした模様になる定番。軽く仕上げたいときに。
ガーター編み
表も裏も同じ見た目になり、厚みと保温性がアップ。
今回は、2目ゴム編みで編み進めていきます。
初心者さんが必ずといっていいほど経験するのが、
「目を落とす」。
慌てず、かぎ針や目を拾う針などを使って、
落ちた目をすくい、針に戻します。
それでも直せない場合は、
数段ほどいて編み直すのもアリ。
大事なのは、失敗を恐れずに修正する経験を積むことです。
まとめ
作り目は目がねじれないように注意。
2目ゴム編みで編み進める。
次回は、【最終回】減らし目について紹介します。
お楽しみに。