手編み靴下は、
初心者が
いつか挑戦してみたい作品ですが、
毛糸や針の選び方次第で
仕上がりや編みやすさが
大きく変わります。
今回は、
初心者でもわかりやすく、
手編み靴下に適した
毛糸の太さと針のサイズについて説明します。
毛糸の太さと素材の基本
靴下を編むときには、
以下のポイントを考慮して
毛糸を選びましょう。
毛糸の太さは「中細」または「合太」がおすすめ
中細(Fingering Weight)
靴下編みの定番。
しっかりした編み地で
フィット感が良い靴下が作れます。
合太(Sport Weight)
中細より少し太め。
初心者には編みやすく、
時間も短縮できるのでおすすめです。
混紡素材がおすすめ
靴下は丈夫で長持ちする必要があるため、
ウールにナイロンが
混紡された毛糸を選ぶのが一般的です。
ナイロンが入っていると
伸縮性や耐久性が向上し、長く愛用できます。
さらに詳しい毛糸の選び方は
こちらで説明しています。
↓↓↓
編み針のサイズ選び
靴下用の針のサイズは、
毛糸の太さと
編む人の手の力加減に合わせて選びます。
「基本の針サイズ」
中細毛糸の場合
2.0mm~2.5mmの針
(日本規格0号〜2号)が標準です。
合太毛糸の場合
2.5mm~3.5mmの針
(日本規格2号〜5号)を使用します。
毛糸のラベルに記載されている
推奨針サイズを確認し、
それより少し細めの針を選ぶと
靴下に適したしっかりした編み地が作れます。
「針の種類」
5本棒針(4本針)
5本(4本)の針を使って編むスタイル。
針が複数本あるため、
慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
輪針
初心者には輪針がおすすめ。
80cm程度の長さを選べば
「マジックループ」という方法で
1足ずつ編むことができます。
(慣れてくれば両足同時編みも可能)
初心者へのアドバイス
初めて靴下を編む場合、
少し太めの毛糸と針を選ぶと
扱いやすくなります。
例えば、
合太毛糸と3.0mmの針を使うと
快適に進められます。
実際に使ってみるとわかること
靴下は実際に履くものなので、
自分が履きやすいフィット感になるよう
調整が必要です。
試し編みをして、
目の詰まり具合や
編み地の伸縮性を確認しましょう。
緩すぎる場合
目が大きくなり、
靴下が伸びやすくなるため、
細い針に変えてみてください。
きつすぎる場合
目が詰まりすぎて
伸縮性が損なわれるため、
少し太い針を試してみましょう。
まとめ
靴下編みは細かい作業ですが、
完成したときの達成感は格別です。
毛糸や針の選び方を工夫することで、
より楽しく取り組めますので、
ぜひ試してみてください!