PR

【連載】第1回  道具と素材選び、そしてゲージ!ニット帽づくりの準備

knitting

ニット帽を編んでみたい!
そう思ったとき、
最初にやるべきは編む前の準備です。

道具や毛糸の選び方によって、
編みやすさも仕上がりも驚くほど変わります。

編み始める前に全体の流れをイメージしよう

手編み初心者がつまずくポイントのひとつが、
「編み始めたけど、途中で分からなくなった…」というパターン。
今回の帽子の流れは以下の通りです。

作り目をする。
本体を編み進める。
減らし目でトップを閉じる。
仕上げ・飾り付けをする。
という流れで完成します。

完成までの全体の流れを知っておくと、
途中で混乱せずスムーズに進められます。

毛糸選びのコツ

ニット帽は直接肌に触れるので、
チクチクしない糸を選ぶといいです。

ウール
暖かく伸縮性があり、冬の帽子に最適。
ただし敏感肌の方はチクチクが気になることも。

アクリル
軽くて扱いやすく、
洗濯機で洗えるタイプも。
初心者さんにおすすめ。

アルパカ
とても柔らかく暖かい高級素材。
ふんわり感を楽しみたいときに◎。

太さの目安は「並太」または「極太」
太めの糸は編み目が見やすく、
短時間で仕上がります。
また、色は無地だと
編み目がはっきり分かりやすく、
柄入りや段染め糸は変化を楽しめます。

針選び:輪針・5本針・かぎ針

帽子は筒状に編むので、
輪にして編める針を使います。

輪針(2本がケーブルでつながった針)
目をぐるぐると編むのに便利。

5本針
靴下や小物作りにも使える多用途タイプ。
少し慣れが必要。

かぎ針
かぎ針編みの帽子は厚みが出やすく、
模様編みも楽しめます。

初心者には輪針がおすすめ。
ケーブルの長さは、
帽子のサイズに合わせて
40cm輪針が使いやすいです。

Sheepl original 40cm輪針
【ネコポス対象商品】 竹製でコードが柔らかく編みやすいソフトなナイロンコード 【商品詳細】 針部分 竹コード材質  ナイロン針とコードの接合部分が金属式になります

ゲージを取ってぴったりサイズに

「ゲージ」とは、
10cm四方を編んだときの目数と段数のこと。
これを計ってから編み始めることで、
出来上がりのサイズが想定通りになります。

もしゲージを取らずに編むと、
「小さすぎて入らない」
「ゆるゆるでずれる」という悲しい結果に…。

ゲージの取り方

指定糸・指定針で20〜30目ほど編む。
編地を平らにして、10cmの目数と段数を計測。
必要なら針の太さを変えて調整。

先日のYouTubeライブにて、
帽子のゲージについてお話ししています。
↓↓↓

【ニット帽】コットン混の2本取りでザクザク編むニット帽【sheepl】
今日はサラサラふわふわのコットン混の毛糸でビーニー帽子を編んでいきます♪この暑い夏でもサラっとかぶれて、汚れてもお手軽に洗濯機に入れれるコットン混素材です!↓↓↓【メンバーになる】はこちら↓↓↓

まとめ

道具と素材選びは、ニット帽作りの基本です。

やわらかく肌触りの良い毛糸を選ぶ
編みやすい輪針を用意する
ゲージを取ってサイズを決める

この3つを押さえれば、
編み始めから完成までが
ぐっとスムーズになります。

次回は、
いよいよ作り目から編み始める
「ニット帽の本体づくり編」です。
お楽しみに!

タイトルとURLをコピーしました