靴下編みの毛糸の太さと針のサイズ 初心者向け選び方ガイド

積み重ねた手編み靴下。「毛糸の太さと針のサイズ 早見表つき」の文字 knitting

手編み靴下は、
初心者が
いつか挑戦してみたい作品ですが、
毛糸や針の選び方次第で
仕上がりや編みやすさが
大きく変わります。
今回は、
初心者でもわかりやすく、
手編み靴下に適した
毛糸の太さと針のサイズについて説明します。

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糸の太さと針サイズ 早見表

先に結論からまとめます。
靴下でよく使う組み合わせを、太さ別に並べました。

糸の太さ 英語表記 針の目安 仕上がり
中細 Fingering 0〜2号(2.1〜2.7mm) 靴下の定番。しっかりフィット
合太 Sport 2〜4号(2.7〜3.3mm) 編みやすく、早く仕上がる
並太 DK 4〜6号(3.3〜3.9mm) 厚手。ルームソックス向き
極太 Bulky 7号以上 靴下には厚すぎます

はじめての1足なら、合太+3号がいちばん挫折しにくい組み合わせです。

号数とmmの対応

海外のパターンはmm表記なので、こちらもあわせてどうぞ。

号数 太さ
0号 2.1mm
1号 2.4mm
2号 2.7mm
3号 3.0mm
4号 3.3mm
5号 3.6mm
6号 3.9mm

毛糸の太さと素材の基本

靴下を編むときには、
以下のポイントを考慮して
毛糸を選びましょう。

毛糸の太さは「中細」または「合太」がおすすめ

中細(Fingering Weight)
靴下編みの定番。
しっかりした編み地で
フィット感が良い靴下が作れます。

▶ Fingering Cotton(中細) 生地糸【ウール】中細 Double Knitting(並太)

合太(Sport Weight)
中細より少し太め。
初心者には編みやすく、
時間も短縮できるのでおすすめです。

混紡素材がおすすめ
靴下は丈夫で長持ちする必要があるため、
ウールにナイロンが
混紡された毛糸を選ぶのが一般的です。
ナイロンが入っていると
伸縮性や耐久性が向上し、長く愛用できます。

さらに詳しい毛糸の選び方は
こちらで説明しています。
↓↓↓

▶ 初心者必見!靴下用の毛糸選び完全ガイド|素材・太さ・デザインで失敗しないコツ

編み針のサイズ選び

靴下用の針のサイズは、
毛糸の太さと
編む人の手の力加減に合わせて選びます。

「基本の針サイズ」

中細毛糸の場合
2.0mm~2.5mmの針
(日本規格0号〜2号)が標準です。

合太毛糸の場合
2.5mm~3.5mmの針
(日本規格2号〜5号)を使用します。

毛糸のラベルに記載されている
推奨針サイズを確認し、
それより少し細めの針を選ぶと
靴下に適したしっかりした編み地が作れます。

▶ Sheepl original 輪針 80cm(0〜12号) 輪針 23cm

「針の種類」

5本棒針(4本針)
5本(4本)の針を使って編むスタイル。
針が複数本あるため、
慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

輪針
初心者には輪針がおすすめ。
80cm程度の長さを選べば
「マジックループ」という方法で
1足ずつ編むことができます。
(慣れてくれば両足同時編みも可能)

初心者へのアドバイス
初めて靴下を編む場合、
少し太めの毛糸と針を選ぶと
扱いやすくなります。
例えば、
合太毛糸と3.0mmの針を使うと
快適に進められます。

ラベルの推奨針より、細めを選ぶ理由

毛糸のラベルには「棒針◯号」と書かれていますが、
靴下ではそこから1〜2号細くするといいです。

たとえば Fingering Cotton はラベルが棒針1〜3号。
靴下なら1号あたりから試すと、ちょうどよく仕上がります。

針の種類、どれを選ぶ?

針 編み方 長所 短所
5本針(4本針) 4本に目を分けて編む 昔からの定番。本や動画が多い 針の本数が多く、最初は戸惑いやすい
輪針 80cm マジックループ 目が落ちにくい。持ち運びもラク。両足同時編みもできる コードの扱いに少し慣れが必要
輪針 23cm そのまま輪に編む 足首まわりを持ち替えずに編める つま先など細い部分には使えません

初めてなら輪針80cmがおすすめです。

▶ Sheepl original 輪針 80cm 輪針 23cm 輪針 40cm

針の号数は0号から12号までそろっているので、
太さを変えて試したいときも、針先だけ買い足していけます。

違いをもっと詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。

▶ 初心者必見!輪針と5本針の違いと選び方【編み物入門】

実際に使ってみるとわかること

靴下は実際に履くものなので、
自分が履きやすいフィット感になるよう
調整が必要です。
試し編みをして、
目の詰まり具合や
編み地の伸縮性を確認しましょう。

緩すぎる場合
目が大きくなり、
靴下が伸びやすくなるため、
細い針に変えてみてください。

きつすぎる場合
目が詰まりすぎて
伸縮性が損なわれるため、
少し太い針を試してみましょう。

▶ 生地糸 お試しセット(ウール中細・コットン混・DK 各30g) 輪針 80cm

最後は「ゲージ」で決めます

早見表はあくまで目安です。
手の力加減は人それぞれなので、同じ糸と針でも仕上がりは変わります。

迷ったら、スワッチ(試し編み)を編んでみてください。

スワッチの状態 どうする
目がゆるい(すかすか) 1号細い針に変える
目がきつい(かたい) 1号太い針に変える
ちょうどいい そのまま編みはじめてOK

必要な目数・段数は ゲージとは?の記事 のニット計算ツールで自動計算できます。

▶ 「今さら聞けないゲージの基本」ローゲージ・ハイゲージってなに?

よくある質問

Q. 家にある普通の毛糸で編んでもいいですか?

A. 編めます。
ただし靴下は擦れるので、ナイロンが混ざった糸のほうが長持ちします。
手持ちの糸で編むなら、ルームソックスとして使うのがおすすめです。

Q. ソックヤーンって、普通の毛糸と何が違うのですか?

A. ウールにナイロンを混ぜて、防縮加工をした糸です。
伸縮性と耐久性があり、洗濯しても縮みにくいように作られています。

Q. 1足に何グラム必要ですか?

A. 大人用で50〜100gが目安です。
詳しくは 手編み靴下に必要な毛糸の量と選び方 に。

Q. 5本針で編んだら、針と針の間に線が出ました。

A. 針を替える最初の1目をきつめに編むと目立たなくなります。
輪針のマジックループでも同じです。

Q. 太い糸で編んだら早く終わりますか?

A. 早く終わります。
ただし靴に入りにくくなるので、
外ばきにするなら中細か合太を選んでください。

まとめ

靴下編みは細かい作業ですが、
完成したときの達成感は格別です。
毛糸や針の選び方を工夫することで、
より楽しく取り組めますので、
ぜひ試してみてください!

参考書籍

糸と針の選び方を、もっと深く知りたい方へ。

増補改訂版 もっとソックニッティング 増補改訂版 もっとソックニッティング
「1号針で編む」という切り口の一冊。細い針でしっかり編みたい方に。
手編みのソックス 手編みのソックス
著者:嶋田 俊之
靴下編みのバイブル的一冊。基本からデザインまで。
手編み靴下研究所 手編み靴下研究所
かかととつま先のバリエーションを研究した一冊。組み合わせは自由自在です。

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