🧶 シンプルニット帽 連載
初心者さんが帽子を1個編み上げるまでの連載です。
第1回 道具と素材選び、そしてゲージ!準備編
第2回 作り目から編み進めまで
第3回【最終回】減らし目でトップを仕上げる(この記事)
本体がかぶる深さまで編めたら、
いよいよ最終回。
帽子のてっぺん(トップ)を、
「減らし目」でキュッと閉じていきます。
むずかしそうに見えますが、
やることはシンプル。
一定の間隔で目を減らしていくだけです。
一緒に仕上げていきましょう!
減らし目ってなに?
減らし目とは、
編み目の数を少しずつ減らして、
編地をすぼめていく技法のこと。
これでトップが自然に丸くなり、
頭の形にフィットします。
基本は「2目を1目にまとめる」だけ。
代表的なのは次の2つです。
| 減らし方 | 編み方・特徴 |
|---|---|
| 左上2目一度(k2tog) | 2目を一度に表編み。右に倒れる減らし目。いちばんよく使う基本。 |
| 右上2目一度(ssk) | 2目を左の針へ移してから編む。左に倒れる減らし目。模様を左右対称にしたいときに。 |
初心者さんは、
まず「左上2目一度」だけでも
きれいに仕上がります。
減らし目の進め方
作り目を「○目ごとのまとまり」に分けて、
各まとまりの最後で2目一度をします。
段を追うごとに目数が減っていきます。
例:96目(4の倍数)の帽子の場合
| 段 | 編み方 | 残りの目数 |
|---|---|---|
| 1段目 | 「10目編む→2目一度」を繰り返す | 88目 |
| 2段目 | そのまま編む(増減なし) | 88目 |
| 3段目 | 「9目編む→2目一度」を繰り返す | 80目 |
| 以降 | 1段おきに、間の目数を1ずつ減らして繰り返す | だんだん減る |
| 最後 | 残り8〜12目になったら糸を通して絞る | 完成へ |
※ 目数や段数は糸の太さ・サイズで変わります。
不安なときは第1回のゲージで確認しましょう。
編み目が少なくなって輪針で編みにくくなったら、
5本針に持ち替えると編みやすいですよ。
針はSheepl original 40cm輪針+5本針の組み合わせがおすすめです。
トップの糸始末・仕上げ
残り8〜12目になったら、
糸を30cmほど残してカット。
とじ針に通して、
残った目に2周ぐるりと通します。
そのままキュッと引き絞ると、
トップがふさがります。
裏側に糸を出して、
編地に数cmくぐらせて始末すれば完成です。
糸始末がゆるいとほどけることがあるので、
2〜3cmはしっかりくぐらせましょう。
ポンポンでアレンジしてみよう
シンプルな帽子も、
ポンポンをひとつ付けるだけで
ぐっと華やかになります。
毛糸でもファーでもOK。
余ったクレパス調メリノウールで
色違いのポンポンを作るのもおすすめです。
よくある質問(減らし目・仕上げQ&A)
Q. 減らし目でトップに穴があく…
2目一度を編むときに、
糸を少しきつめに引くと穴が目立ちにくくなります。
最後の絞りもしっかりと。
Q. 何目まで減らせばいい?
残り8〜12目が目安です。
少なすぎると絞りにくく、
多すぎるとトップに穴が残ります。
Q. 減らし目の段はどのくらいの間隔?
「1段減らす→1段そのまま」を
繰り返すとなだらかな丸みに。
毎段減らすと、とがった形になります。
Q. 糸始末した端はどこに隠す?
帽子の内側(裏)に出して、
編地に沿って数cmくぐらせます。
表に響かないよう裏だけで処理しましょう。
あわせて読みたい
靴下も編んでみたい方はこちら → 【連載 第1回】靴下ってどう編むの?基本の“き”
3回にわたる連載、おつかれさまでした!
あなただけの手編みニット帽、
ぜひかぶってお出かけしてくださいね🧶
